2019年に任意整理の手続きをしてから半年以上が経過しました。
無事、債権者との和解も完了して借金の返済が進んでいっているところです。
あとはひたすら毎月の返済を続けていくのみ!
任意整理の手続きをしてから時間が経過したので、任意整理に関するメリット・デメリットを体感して理解できました。
任意整理のデメリットについては、デメリットを最小限にするための対策も分かってきています。
本記事では弁護士や司法書士とは違って視点で、実体験に基づいて分かった任意整理のメリットとデメリットを徹底解説していきます!
本記事の内容はYouTube動画でも解説しています。
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任意整理の6つのメリット
まずは任意整理のメリットについて解説します。
任意整理自体のメリットと、個人再生や自己破産といった他の債務整理の方法と比較した場合のメリットについても解説します。
任意整理のメリット①:借金の利息がカットされる
借金の最大の苦しみは利息です。
毎月の返済のうち半分程度が利息で消えていく人もいるでしょう。
僕も任意整理をする前は毎月20万円の返済をしていて、利息で10万円消えていっていました。
任意整理では弁護士や司法書士が貸金業者と交渉をして和解することで、今後の利息が発生しなくなります。
利息がカットされることで、返済した分だけどんどん借金が減っていきます。
確実に借金が減っていく安心感を得られるのは、任意整理の大きなメリットです。
任意整理のメリット②:毎月の返済額が減る
任意整理を検討している方は、既に毎月の返済が厳しくなっている方もいると思います。
任意整理では借金を36回〜60回払い、場合によっては更に長い期間で分割して返済していきます。
利息がなくなり返済期間も長くなることで、毎月の返済額を減らせる可能性が高いです。
僕の場合は任意整理した借金の返済にボーナス払いを組み込むことで、月々の返済を大きく減らすことができました。
関連記事:任意整理の費用はボーナス払いできる?弁護士に相談した事例を紹介!
任意整理をする前は月々20万円ほど返済していましたが、任意整理後の返済額は月に12万7千円です。
毎月の返済額を7万円以上も減らすことができました!
任意整理のメリット③:返済が一時的に止まり生活を立て直せる
任意整理の依頼を弁護士事務所・司法書士事務所にすると、整理する対象の借金の返済が一時的に止まります。
事務所と貸金業者との間で利息のカットや返済回数について交渉をしている間は借金の返済をする必要がありません。
事務所と貸金業者の交渉期間は3ヶ月〜6ヶ月程度が目安となりますが、その間に任意整理の依頼費用を事務所に分割して支払うことになります。
ただ、任意整理の依頼をしたらすぐに依頼費用の支払いが開始するわけではありません。
僕もいくつかの事務所に借金の相談をしましたが、任意整理の依頼をした翌月の給料分から支払いが開始するところが多いです。
そのため、返済がない上に任意整理の依頼費用の支払いもない期間が1ヶ月生まれます。
任意整理のメリット④:借金の終わりの時が決まる
僕が考える任意整理の最大のメリットは「借金の終わりが決まること」です。
任意整理は貸金業者との交渉により借金の返済回数が決まりますので、借金がゼロになる日が明確になります。
もちろんちゃんと返済をしていくことが前提にはなりますが、永遠に続くように思えた借金生活のゴールが見えるというのは、大きな気持ちの変化になります。
任意整理のメリット⑤:整理する借金を選べる
個人再生と自己破産は全ての借金を債務整理の対象にしなければなりませんが、任意整理は整理の対象とする借金を選ぶことができます。
奨学金などの保証人のついた借金はこれまで通りに返済を続けたり、クレジットカードを1枚だけ残しておくといったことも可能です。
ただ、任意整理をするとブラックリスト入りしますので、クレジットカードがいつまで使えるかはわかりません。
クレジットカードの更新の時までは使えたといった口コミをネット上で見かけることも多いですが、定期的に与信の確認をしているクレジットカード会社もあります。
任意整理のメリット⑥:手続きが簡単でリスクも少ない
解説してきたように大きなメリットのある任意整理ですが、さらに、個人再生や自己破産と比べて手続きが圧倒的に簡単です。
任意整理は個人再生や自己破産のような法的な手段ではなく、貸金業者との交渉によって借金の負担を軽減する手続きです。
個人再生や自己破産は裁判所が関わってくる手続きなので、様々な書類の準備が必要になります。
一方で任意整理は借金の相談をした後に、各事務所が用意している契約書の締結と面談を1回すれば手続きは完了です。
また、個人再生や自己破産のように官報という国が発行するデータベースに載ることもなく、周囲にバレることなく手続きができます。
任意整理の4つのデメリット
一方で、任意整理にはデメリットもあります。
任意整理をすると信用情報に事故情報が記録されます(通称ブラックリスト入り)
任意整理のデメリットの多くは、ブラックリスト入りすることに起因します。
参考記事:任意整理でブラックリストに載るのはいつから5年?喪明けまでの期間を解説!
任意整理のデメリット①:クレジットカードが使えなくなる
任意整理の代表的なデメリットはクレジットカードが使えなくなることです。
任意整理をしてブラックリスト入りすると新たにクレジットカードを作ることは難しくなりますし、任意整理をしなかったクレジットカードもいつ利用停止になるかわかりません。
デビットカードを使えば生活上の決済の多くはできますが、一部の定額課金サービスや高速道路の料金などデビットカードでは決済できない場面もあります。
また、任意整理をバレずに進めたい方にとってクレジットカードが使えなくなってしまうのは都合が悪いと思います。
クレジットカードが使えなくなることが理由で任意整理に踏み切れない人は多いと思います。
ライフカードのデポジット型はカード入会時に保証金を支払うことで、保証金を利用上限額として通常のクレジットカードと同じように利用できます。
カードの券面は通常のライフカードと全く同じデザインで、ETCカードも発行できます。
一応、所定の審査はあるようなのでブラックでも100%作れるクレジットカードとは言い切れませんが、債務整理をした人による発行できたという口コミが圧倒的に多いです。
公式ページでも「過去に延滞のある方におすすめ」「審査に不安のある方におすすめ」と書かれています。
ライフカードのデポジット型でクレヒスを積み上げられますので、他のクレジットカードの審査に通る可能性も上がってくるはずです。
※追記
与信限度額は少なめになりますが、ブラックでもデポジット型ではないライフカードも作れた人が増えています!
関連記事:ブラックでも作れるおすすめのクレジットカード【ETCカードも発行!】
任意整理のデメリット②:ローンが組めなくなる
任意整理をしてブラックリスト入りするとローンが組めなくなります。
車なら頑張れば現金でも買えるかもしれませんが、住宅を現金一括で買うのは難しいでしょう。
ローンが組めなくなる点については、任意整理のデメリットとして受け入れるしかありません。
ただ、ローンが組めなくなる心配をするよりも、今の借金を解決することの方が重要だと僕は考えています。
マイホームがどうしても欲しい方は、今すぐに任意整理すれば5年〜長くでも10年後にはブラックリストから外れます。
その間は賃貸に住んで、経済状況を立て直していっても良いのではないでしょうか?
任意整理のデメリット③:銀行口座が一時的に凍結する
銀行カードローンを任意整理する場合に発生するデメリットです。
銀行カードローンを任意整理すると、その銀行の預金口座が凍結してしまいます。
僕の場合は、任意整理の手続きを弁護士事務所に依頼してから4営業日に停止して、2ヶ月後に凍結が解除されました。
銀行口座が凍結すると預金の引き出しも他の口座への振込みもできなくなります。
給料の振込み口座が凍結してしまうと出金できなくなるので、任意整理する銀行カードローンと給料の振込み口座が重なってしまった場合は、事前に給料の振込み口座を変更しておきましょう。
会社によっては指定された銀行しか給料の振込みができないところもあると思います。
参考記事:任意整理で銀行口座が凍結される理由・期間・やるべきこと
任意整理のデメリット④:入居審査に落ちる可能性がある
任意整理をしても基本的に賃貸の契約はできます。
不動産会社は入居審査に信用情報機関の情報は照会しないからです。
ただ、入居審査に保証会社の利用が必須な物件で、さらに信販系の家賃保証会社が対象となると審査に落ちる可能性があります。
信販系の保証会社の利用が必須ではない物件を選べば良いだけなので大きなデメリットではありませんが、念のため覚えておきましょう。
参考記事:任意整理をすると賃貸の審査に落ちる?引っ越しで苦労した体験談をもとに解説
任意整理のメリット・デメリットの比較
解説してきた任意整理のメリットとデメリットをまとめます。
実際に経験してみて思うのは、任意整理のメリットとデメリットを比較すると任意整理のメリットの方が大きいです。
任意整理をしないで利息を払い続けて、いつ終わるかわからない借金と付き合い続けるのはやめるべき!
そう思って僕は任意整理に踏み切りました。
任意整理をして半年以上が経過しましたが、僕は任意整理をしたことを全く後悔していません。
それどころか、借金まみれの人生から自分を立て直していく日々が楽しかったりもします。
今は副業で毎月の任意整理の返済分を稼ぐことを目標に頑張っています。
もう少しで目標を達成できそうな予感はしているのですが、そこまでいけばもはや借金がないような状態になります。
任意整理のデメリットについては、デポジット型のクレジットカードで対応するなど影響を最小限に抑えることができます。
任意整理するかどうか迷っている方は、「メリット・デメリット」と「自分の人生設計」を合わせて考えてみましょう。
信頼できる事務所に任意整理の依頼をしましょう
紹介してきたように任意整理には数多くのメリットがありますが、弁護士や司法書士の力量によってはメリットを最大限に活かしきれない可能性もあります。
任意整理は債権者との交渉によって借金の負担を軽くする手続きなので、交渉が上手い弁護士・司法書士でないと有利な和解に至らないこともあり得るからです。
思ったより毎月の負担を減らせなかった!とか、利息のカットができなかった!ということにならないためにも、交渉力があってこちらの意向をできる限り汲んでくれる事務所に依頼をしましょう。
僕が任意整理をする際に調べて相談した経験をもとに、おすすめの弁護士事務所と司法書士事務所について紹介していますので、参考にしてみてください。
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