任意整理して借金返済中のろっくす(@rocknoir_)です。
今回は任意整理のデメリットの1つである銀行預金口座の凍結について書いていきます。
みずほ銀行のカードローンと楽天銀行のスーパーローンを任意整理することになったのですが、預金口座からの引き出しができなくなってしまいました。
銀行預金口座の凍結というやつです。
今回は任意整理により銀行の預金口座が凍結される理由、凍結される期間・やるべきことについてまとめていきます。
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目次
任意整理をすると銀行口座が凍結される理由
銀行カードローンを債務整理をすると、銀行は貸しているお金が回収できなくなるリスクを回避するため、債務者の預金口座を凍結します。
口座の凍結とは預金を引き出せなくなる状態です。
口座が凍結されていても、その口座に対する入金や振込みはすることができます。
預金口座にお金が残っていた場合は、口座の凍結後に返済に充てられてしまいます。
僕の場合、楽天銀行が凍結された後に、明細に「代位弁済に伴う相殺」として預金残高の1円がなくなってしまいました。
ちなみにこの代位弁済というのは、債権者が銀行から保証会社に移ることを意味します。
銀行カードローンでは、お金を貸す際に銀行は審査をしていません。審査は保証会社がしており、任意整理をした場合の債権者も保証会社となります。
保証会社に債権者を移す際に、銀行の口座に残っていた預金が相殺される仕組みになっています。
・みずほ銀行カードローン:オリエントコーポレーション
・三菱UFJ銀行(バンクイック):アコム
・三井住友銀行カードローン:SMBCコンシューマーファイナンス
・楽天スーパーローン:楽天カード,セディナ
銀行カードローンの保証会社が消費者金融となっている場合も多いのですが、銀行カードローンとその保証会社の両方から借金がある場合は、片方だけの任意整理はできないので注意が必要です。
任意整理後に銀行口座が凍結される期間
銀行口座が凍結される期間は銀行によって異なってくると思いますが、任意整理の手続き後に弁護士事務所や司法書士事務所が銀行宛てに受任通知を送ってから2営業日〜4営業日目に凍結が開始されます。
僕の場合、楽天銀行もみずほ銀行も受任通知を送ってもらって4営業日目に凍結しました。
その後、約2ヶ月後に口座の凍結が解除されて、今までと同じように口座を利用できるようになりました。
任意整理で銀行口座が凍結される前にやるべきこと
任意整理の対象に銀行カードローンがある場合は、対象となる銀行口座の入出金履歴を確認して、料金の引き落としを他の銀行口座に切り替えましょう。
僕が対応したのは以下の口座の切り替えです。
・給料振込み口座
・クレジットカードの引き落とし口座
・公共料金の引き落とし口座
・携帯料金の引き落とし口座
・奨学金の引き落とし口座
「事情があって預金口座を解約することになりまして」といった感じで口座変更の依頼をしました。
ただ、すぐには引き落とし口座の変更をできないところが多いので、公共料金の支払いなどは一時的に振込書を送ってもらい対応しました。
やるべきこと①:給料振込み口座の変更
給料振込み口座の変更は最優先でやりましょう。
銀行の預金口座が凍結されていても入金はされてしまうので、振込み先の口座を変更しないと給料が凍結された口座へ振込まれてしまいます。
凍結中の口座からは基本的に引き出しはできないので、給料なしで生活をすることになってしまいます。(銀行によっては相談の上、引き出しができる可能性もあるようです)
給料口座の変更が可能な締日が会社ごとにあるかと思いますので、急いで手続きしましょう。
ただ、給料口座を変更できない会社もあるかと思います。
任意整理したい銀行カードローンと給料の振込み口座が重なってしまっていて、給料振込み口座を変更できない場合は、その銀行カードローンは任意整理の対象から外さざるを得ないですね。
やるべきこと②:クレジットカードの引き落とし口座の変更
任意整理の場合は整理する借金を選べますので、一部のクレジットカードを残して任意整理をする方もいるかと思います。
そのクレジットカードの引き落とし口座が凍結される銀行の口座である場合は、引き落とし口座の変更が必要です。
このあたりの対応を疎かにして支払い遅延が生じると、与信の確認が入って任意整理中であることがバレてクレジットカードがすぐに解約となってしまうかもしれません。
急いで対応しましょう!
やるべきこと③:公共料金・携帯料金の引き落とし口座の変更
電気・ガス・水道や携帯料金の支払いを口座引き落としにしている場合は、引き落とし口座を変更するか振込みでの対応に変えましょう。
ネット銀行の預金口座を開設しておきましょう!
解説してきたように、銀行カードローンの任意整理をする場合は口座が凍結されている間に他の預金口座を利用する必要があります。
任意整理の生活ではデビットカードがあった方が便利ですので、デビットカード付きの預金口座を開設しておきましょう。
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