「任意整理を検討しているけれど、和解までの流れや期間が不安…」と悩んでいませんか。
任意整理は日常生活と関わりの薄い手続きのため、どのような流れで進められるのか知らない方が多いのではないでしょうか。
そこで本記事では任意整理の和解までの流れと期間を解説します。
借金に悩んで任意整理を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読んでわかること
- 任意整理で和解までにかかる期間
- 任意整理するのに必要な書類
- 任意整理にかかる費用
- 任意整理の和解までの流れ
- 任意整理後の注意点
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目次
任意整理で和解までにかかる期間
任意整理を弁護士や司法書士に依頼すると、3〜6ヶ月程度で和解まで進むことが多いです。
裁判所を介す「個人再生」や「自己破産」に比べると、簡素な手続きとなります。
和解後は、3〜5年をかけて返済していきます。
任意整理するのに必要な書類
任意整理を依頼するのに必要となる書類は、以下のとおりです。
- 本人確認書類(免許証・健康保険証・パスポートなど)
- 印鑑
- 借入先のクレジットカードやキャッシュカード
そのほか、状況によって以下の書類が必要となります。
- 債権者一覧表
- 預金通帳
- 住民票
- 給与明細・源泉徴収票
- 不動産の登記簿謄本
- 生命保険証券
- 車検証
- 借入先からの通知書類
これらの書類が必要な場合は、弁護士・司法書士から指示がありますので、それにしたがってください。
債権者一覧表:借り入れをしている業者と金額を一覧にしたもの
(弁護士や司法書士が作成してくれる場合が多いです。)
任意整理にかかる費用
任意整理は貸金業者ごとに交渉を進めます。
そのため、何社から借り入れをしているのかによって弁護士・司法書士への依頼費用も変わります。
平均すると、1社あたり4〜6万円程度の費用がかかるでしょう。
以下の記事では、任意整理の費用相場を詳しく解説しています。
任意整理の和解までの流れ7STEP
ここでは、任意整理の和解までの流れをステップごとに解説します。
依頼さえしてしまえばあとは基本的に待つだけ。
流れを理解しておけばどの段階まで進んでいるのかはっきりわかります。
<STEP1>弁護士か司法書士に相談・依頼
まずは、弁護士か司法書士へ相談しましょう。
自分では任意整理をしようと思っていても、プロの視点で見ると他の手段が適切なケースもあります。
相談する際には、自分の状況を隠さずできるだけ正確に話すのがポイントです。
- 借金の残高
- 借入社数
- 月の返済額
- 月の収入額
- 返済期間
相談する事務所を選ぶ際には、「債務整理に力を入れているか?」という視点で検討してみてください。
事務所によって、得意分野は異なります。
債務整理に特化している事務所を選ぶことをおすすめします。
<STEP2>貸金業者へ受任通知を送付
依頼する事務所が決まり委任契約を締結すると、事務所から貸金業者へ「受任通知」が送付されます。
受任通知が貸金業者へ届いた時点で、督促ができなくなります。
通常、契約してから数日以内に受任通知が送付されるので、弁護士・司法書士への依頼後はすぐに督促が止まると思って良いでしょう。
【受任通知とは?】
債務者の代わりに、弁護士・司法書士が任意整理を進めることを示したもの。
法的な効力があり、債権者は一切の督促を禁じられます。
<STEP3>取引履歴の開示請求
受任通知の送付と同時に、取引履歴の開示請求も行います。
取引履歴とは債務者がこれまで借り入れをしたり、返済をしたりしたすべての記録のこと。
取引履歴の開示請求には、2週間〜2ヶ月ほどの期間がかかります。
<STEP4>引き直し計算
開示された取引履歴をもとに利息の引き直し計算を行います。
引き直し計算は、1〜2週間程度の期間がかかります。
【引き直し計算とは?】
「利息制限法」に基づいた金利で、利息を再計算すること。
<STEP5>過払い金があれば請求
引き直し計算の結果、払いすぎていた利息があれば債権者へ請求します。
これを「過払い金請求」と言います。
過払い金請求をすることにより、戻ってきたお金を借金の返済に充てることができます。
この記事では過払い金請求のメリットやリスクを解説しています。
<STEP6>和解案を作成して交渉
引き直し計算や過払い金請求をした後に、弁護士・司法書士が和解案を作成します。
交渉内容は、将来利息をカットすることや返済期間を3〜5年に延ばすことなど。
交渉の結果、返済額が減ったり返済期間が延びたりと債務者の生活が楽になります。
債務者本人が交渉に参加することはなく、事務所と貸金業者の間で行われます。
中には業者が交渉に応じず、長引くケースもあります。
<STEP7>和解成立・返済開始
和解が成立すれば任意整理の手続きは完了です。
契約を締結した後に、その内容に沿って返済をスタートすることになります。
任意整理後の注意点
ここでは、任意整理後の注意点を解説します。
任意整理で失敗しないよう、以下の点に気をつけましょう。
滞納をしない
和解が成立しても返済自体が終わるわけではありません。
和解した内容での返済を続け、滞納しないことが大切です。
もし滞納してしまうと、「約束を破った」とみなされ、借金残高を一括請求される可能性があります。
滞納後にもう一度和解をしようとしても、今度は交渉に応じてくれなかったり、悪い条件での和解になったりする可能性が高いです。
もし滞納しそうなときは、いち早く担当の弁護士・司法書士に相談してください。
新たに借金をしない
任意整理を行うとブラックリストに載るため、基本的には借り入れができなくなります。
しかし、闇金融や個人間融資などで借金できてしまうことも…。
当然のことですが、新たな借金をしてはいけません。
クレジットカードやローンを利用できなくなる
任意整理を行うと、クレジットカードやローンも利用できなくなります。
クレジットカードを使っていた方は、日常生活に変化があることを理解しておきましょう。
【まとめ】弁護士・司法書士に依頼すればスムーズに任意整理できる!
本記事では、任意整理の流れや期間について解説しました。
任意整理は、弁護士や司法書士に依頼さえすればあとは基本的に待つだけです。
自力で任意整理することも不可能ではありませんが、交渉が難航しますし、手続きが複雑で難しいでしょう。
任意整理する事務所を決める際には、「借金問題に強いか?」という視点で考えてみてください。
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