今となっては奨学金と借金を合わせて1000万円以上の借金を抱えていますが、僕にも借金が300万円の時代がありました。
社会人3年目、25歳の頃です。
その頃、付き合っていた人と同棲をしていて相手の家族とも旅行をしたりする仲だったので、ぼんやりと結婚について考えたことがありました。
でも、借金300万円で結婚はまずいかなぁと思い、借金300万円の返済を検討しました。
その結果、300万円の借金を自力で返すことは可能かもしれないけれど、相当しんどいし利息が高すぎるという結論に至りました。
本記事では借金300万円の返済方法について、自力返済と任意整理の場合の負担を比較して解説します。
借金300万円を自力で返済するためのシミュレーション
借金を自力で返すという際の「自力」の定義は人それぞれだと思いますが、一般的な認識である債務整理をせず利息を含めて返済していくことを自力返済として話を進めます。
借金300万円を自力で返すといっても何年で完済したいかによって、月々の返済額も変わってきます。
借金の年利を15.0%と仮定すると、返済期間ごとの月々の返済額・完済までに発生する利息は以下のとおりです。
返済期間 | 月々の返済額 | 利息総額 |
1年間 | ¥290,000 | ¥233,000 |
2年間 | ¥150,000 | ¥474,000 |
3年間 | ¥105,000 | ¥735,000 |
4年間 | ¥84,000 | ¥999,000 |
5年間 | ¥72,000 | ¥1,264,000 |
特殊な事情で借金を抱えたのではなく、生活費や浪費で借金300万円を抱えている人はそもそも高収入ではないと思います。
5年間かけて返済するシミュレーションでも月々の返済が7万円以上です。
月々7万円の返済は絶対に無理だとは思いませんが、決してラクな生活ではありません。
また、利息も高額になります。
4年間の返済プランになると完済までに約100万円の利息を払わなければなりません。
利息は恐ろしいです。
借金300万円なら債務整理も検討するべき
平均年収くらいの稼ぎである場合、借金300万円を自力で完済するのは困難です。
また、借金はいくらからやばいのか?という記事にも書いているのですが、僕は借金が200万以上ある人の借金癖は重症だと思っています。
この借金癖を治すのは簡単ではないので、借金300万円を自力で返そう!と計画して頑張ったとしても途中で挫折する可能性が大いにあります。
借金300万円ある人は、国が認めた借金減額方法なんて言われ方もする債務整理を検討してみましょう。
関連記事:国が認めた借金減額方法とは?減額した実体験をもとに解説!
債務整理には大きく分けて任意整理・個人再生・自己破産の3種類がありますが、借金300万円の場合はもっとも簡易的な手続きある任意整理が適しています。
個人再生や自己破産は借金の元本が減りますが、裁判所を通すため手続きが複雑で周囲にもバレやすいです。
任意整理は裁判所を通さず借入先との交渉によって借金の負担を軽減させる方法なので、手続きは簡単で誰にもバレずに手続きできます。
借金300万円を任意整理すると月々の返済額はいくらになる?
任意整理では借金の元本を60回払いで返済していくのが基本的な交渉方針となるので、借金300万円を任意整理した場合は、300万円を60回で割って月々の返済は5万円が目安となります。
また、返済にボーナス払いを組み込むことで月々の返済額を更に抑えることも可能です。
任意整理をすると借金の利息がなくなるため、借金がどんどん減っていきます。
お金に余裕ができたら繰り上げ返済をして、5年より早く任意整理を終わらせることも可能です。
借金300万円の返済方法は早めに決めましょう
解説してきたように借金300万円を自力で返す場合と、任意整理して返済する場合では月々の負担がだいぶ変わってきます。
返済方法 | 月々の返済額 | 利息総額 |
任意整理 | ¥50,000 | ¥0 |
自力返済 | ¥70,000 | ¥1,264,000 |
また、自力返済では返済計画を立てて自己管理の徹底が必要ですが、5年間も利息を抱えて借金を減らし続ける自信はありますか?
僕は借金が300万円だったときに真剣に向き合うのをやめてしまい、何となく自力で返済しようと思いながら過ごしていたら借金1000万円を超えました。
そして、借金1000万円を超えてようやく任意整理の手続きをしました。
任意整理をしたのは2019年なので、借金300万円だった時から7年が経過しています。
あのとき任意整理をしておけば今頃は借金もないのに…と思うこともあります。
借金300万円を自力で返済するか任意整理して返済するか、はっきりと決めてしまいましょう。
曖昧なまま過ごしていると何も解決せずに月日が過ぎていきます。
任意整理は借金の状況によってはできない場合もありますし、これまでの返済状況によっては月々の返済負担を更に減らせたり、借金自体が減額されることもあります。
あなたの借金状況に応じて、任意整理した場合どうなるか?を専門家に確認しましょう。
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任意整理にはデメリットもあるのでは?と気になる方もいると思います。
確かにデメリットはあるのですが、意外と乗り越えられるものばかりです。
任意整理してから半年以上が経過した僕の体験をもとに、任意整理のメリット・デメリットについてまとめていますので参考にしてみてください。
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