こんにちは。借金1,000万円、任意整理ブログ運営中のろっくす(@rocknoir_)です。
借金がある現状は受け入れるしかないので、明るい借金生活を!とか言ってるけど借金はそれなりに辛いに決まってる。
空元気とか大嫌いなので、毎日絶望して心のバランスを保っている。
30歳過ぎてからは絶望する時間とそうでない時間を切り分ける能力が身についてうまく生きていけるようになった。
— ろっくす🍷任意整理マスター (@rocknoir_) August 23, 2019
借金歴10年にもなると借金に対する耐性みたいのものができてしまい、借金がある状態に慣れてきてしまいます。
ただ、それでも借金は辛いに決まってますし、その辛い感情は無理にごまかす必要はないと思っています。
借金でつらいという気持ちに対しては徹底的に向き合っていくべき。
借金を抱えている人が人生を良くしていくためには、借金の何が辛いのか?を明確にしてその辛さを一つずつ片付けていくしかないです。
本記事では現役の借金持ちの視点から、借金が辛いと感じる4つの理由と借金から立ち直るためにやるべきことを解説します。
Contents
借金が辛いと感じる4つの理由

借金の辛さはたくさんありますが、集約すると以下の4つになると考えています。
借金で辛いこと①:高額な利息
僕の場合、もっとも借金が多かったときはカードローン5社・クレジットカード4社・奨学金・先輩からの借入の合計11個の借金がありました。
借金の総額は1,130万。
20代の間に多額の借金を負ってしまいました。人生どん底です…。
関連記事:20代で1000万円の借金をした理由。借金1000万の内訳と使い道
当時は、毎月の返済21万円でそのうち10万円が利息として消えていっていました。
長らく利息については見て見ぬふりをしてきたのですが、ちゃんと借金と向き合ってみると利息のやばさに目眩がしてくるほどです。
今月の利息10万円で何ができたんだろう?って考えると辛い気持ちになりました。
海外旅行に行けた、毎日3千円のワインが飲めた、新しいギターの機材を買えた、誰かのために使うことができた…。
冷静に借金について考えたときに、一番辛い気持ちになったのは高額な利息でした。
借金で辛いこと②:借金の終わりが見えないこと
高額な利息が毎月発生するので、返しても返しても借金が減っていきません。
他の返済のためにまた借入をするような、自転車操業でやり繰りしていた時期もあります。
そんな借金状態にいると、いつ借金を完済できるかなんて全く見えず…
このままだと完済まで10年くらいかかるのでは?
いや、もしかしたら死ぬまで借金抱えてるんじゃないか?
終わりが見えない借金により、人生の展望も見えなくなってきて辛い気持ちになりました。
借金で辛いこと③:自由に使えるお金が少ないこと
借金により収入のほとんどが返済に消えるので、自由に使えるお金なんてほとんど残りませんでした。
一番辛い時期は返済、家賃、水道・光熱費で毎月の収入を超えていました。
その他の生活費は、返済により生まれた枠でカードローンのキャッシングとクレジットカードのリボ払いで対処。
そんな経済状況では生活も切り詰めなければなりませんし、趣味や娯楽に使えるお金もありません。
服なんて滅多に買えませんし、散髪代を浮かすために髪型を坊主にしました。
順調に生活をしている周りの30代と比べると、明らかに惨めで辛いです。
お金がなくても楽しいことはあるし、努力で自分を成長させることはできます。
ただ、お金がないとできない経験もたくさんある。
お金があった方が効率よく学ぶことができる。
使えるお金が限定されることで、自分の人生も限定されていってしまうような辛い気持ちがありました。
借金で辛いこと④:借金してしまった情けない自分
借金をしてしまった過去の自分を振り返ると、無計画で怠惰で自分の感情のコントロールもできず情けない人間だと思いました。
金はない、彼女はいない、地位も名誉もない。
借金というマイナスを補うほどの強烈な強みが自分にあれば良いですが、そんなものもない。
自分自身のダメ人間さに辛い気持ちになりました。
借金の辛いことは1つずつ片付けていこう

借金で辛い状態になると冷静に物事が考えられなくなってしまうこともありますが、まずは借金の辛い気持ちを整理して、1つずつ片付けていくしかありません。
ここからは、僕自身が辛い借金に対して行っていることについて紹介します。
僕が自分の借金と向き合った結果、感じている辛いことは前述した通り4つありました。
- 高額な利息
- 借金の終わりが見えないこと
- 自由に使えるお金が少ないこと
- 借金してしまった情けない自分
①高額な利息と②借金の終わりが見えないことによる辛さはもう解消させています。
③自由に使えるお金が少ないことについての辛さに対しては今まさに動き始めています。
④借金してしまった情けない自分についての辛さの対処はまだまだこれからです。
辛い借金から立ち直るためにやるべきこと①:債務整理
2019年7月に、東京の錦糸町にある名村法律事務所に依頼をして、任意整理の手続きを開始しました。
任意整理の対象は9社で総額870万円です。
奨学金を任意整理すると連帯保証人である親に請求がいき借金があることがバレてしまうので、任意整理の対象から外しました。
奨学金以外の借金は任意整理をしたことにより、借金の利息が発生しなくなりました。
任意整理の手続きを開始して4ヶ月が経過した頃に、弁護士と貸金業者との交渉が完了していき返済が始まりました。
60回分割で支払いをするので、返済開始から5年後にあたる2024年には借金が完済となります。
終わりの見えなかった借金に、ようやく終わりが見えました。
このように、高額な利息と借金の終わりが見えないことについては任意整理をしたことで解消しました。
任意整理には他にもメリットがありますので、記事を参考にしてみてください。

辛い借金から立ち直るためにやるべきこと②:副業で収入を増やす
任意整理をしたその日から、ブログで稼ぐことを決めました。
20代で借金をして苦しんだ経験をベースにしながら、人生どん底ともいえる借金地獄から脱出していく方法を発信しています。
僕の任意整理をしてからの毎月の返済は12万7千円です。
まずは、毎月この12万円7千円をブログで稼ぐことを目標にしています。
そうすれば本業の収入の中から自由に使えるお金を捻出することができます。
辛い借金から立ち直るためにやるべきこと③:情けない自分の改革
これは正直まだこれからです。
もっと深く思考して、自分の何が嫌でどう変えていきたいかを明確にしなければなりません。
ただ、自分の感情のコントロールについては少しづつ上手くなってきたように思います。
受け入れるしかないことと、変えていくべきことを切り分けて、変えていくべきことに対して前向きな考えをする時間が増えました。
借金してしまった情けない自分の改革については、このブログでも引き続き発信していきたいと思います。
借金がなぜ辛いのか明確にしましょう

あなたの借金の辛さは何ですか?
曖昧な借金が辛いという感情も、徹底的に向き合って可視化していけば解消していける課題になっていくはずです。
ただ、冒頭のツイートにも記載していますが、どんなに気持ちを整理しても借金は辛いです。
暗い気持ちになってしまうことはどうしてもあると思うので、絶望する時間とそうでない時間を分けていくことが借金生活を送っていく秘訣です。
記事内で紹介した任意整理については、借金がある方は一度検討してみると良いと思います。
僕は任意整理をして心から良かったと思っています。
任意整理についてを検討してみたい方は、任意整理の体験談のまとめ記事を参考にしてみてください。

迷ったらここ!債務整理に強い弁護士・司法書士事務所3選
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通常は2回目からの相談は30分¥5,000程度の費用が発生するところが多いですが、東京ロータス法律事務所では何度でも無料で行えます。
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