2018年9月8日(土)第34回メドックマラソンに参加しました。
毎年フランスのワイン産地ボルドーで開催されている、ワインを飲み走るクレイジーなマラソンです!
無事完走してワインとメダルをもらいました!
そんなにマラソンが得意ではないのでかなり疲れましたが、本当に楽しくてゴールをしたときは歓喜のあまり涙が出たほどでした。
ワイン好きにもマラソン好きにもぜひ一度参加をおすすめしたい素晴らしい大会なので、参加にあたり気になりそうなことも含めて当日の様子を紹介いたします。
自分も出発前はリアルな情報が欲しかったので、メドックマラソンについてのブログを読んで参考にしたりしました。
メドックマラソンの概要と費用・申し込み・診断書の手配など準備については別途記事で書いております。
目次
メドックマラソンはツアーでの参加がおすすめ
メドックマラソンはフランスのボルドー地方ポイヤック村からスタートとなります。
ボルドー市街から車で1時間半くらいかかりますし、車以外の交通手段はないのでツアーを利用してバスで行くのが良いと思います。
僕が参加したツアーでは朝6時半にボルドー中心部のカンコンス広場あたりに集合しました。
バスがたくさん止まっていましたので、この辺りから出発するツアーが多いのでしょう。
基本的にホテルで仮装を完成させた状態で集合場所に向かいます。
仮装して街を歩くのか不安がありましたが、この時間のフランスは真っ暗でしたし街中メドックマラソンの参加者が歩いているので問題ないです。
ただ、顔面へのメイクは現地に着いてから行いました。
8時には現地に着くので30分くらいバスの中で最終準備をしたり、記念撮影をしました。
マラソンするときに持たない物はバスに置いていけます。
ちなみにメドックマラソンは個人参加している方もけっこういます。
一人で走っていても楽しい大会なので、一緒に行く人がいなくても問題ないと思います。
仮装はどの程度するのか
毎年仮装のテーマがあり僕が参加した2018年はアミューズメントパークがテーマ。
ディズニーのキャラクターになったり、着ぐるみ来ていたり様々でした。
僕はピエロをイメージして仮装しました。
2019年の仮装テーマは「スーパーヒーロー」みたいです。
スパイダーマンがたくさん出てきそう(笑)
日本人だったら戦隊モノもいいかもしれませんね。
どの程度仮装に気合を入れるべきか悩むところですが、参加した感覚から言うと気合を入れすぎて困ることはないと思います。
走りにくい仮装は大変かもしれませんが、参加者の中には派手すぎる人は大勢いるので、目立ちすぎて困ることはないです。
キャラクターの帽子を被る程度でも良いと思いますが、せっかくならできる限り頑張りたいところです。
トイレはどのくらいあるのか
スタートとゴールは同じ場所になりますが、その付近は仮設トイレがたくさんあったので数分並べば使用できます。
ただ、マラソンがスタートした後コースの中には仮設トイレはほとんどなかったと思います。(3箇所くらいかも?)
なので基本的にブドウ畑の中で済ましています。けっこうみんなやっているので気になりません。
女性は少し奥まったところで済ましていたのだと思います。
給水・補給食・ワインはどのくらいある?
給水についてはペットボトルの水をもらうことができますが、これは十分すぎるくらいの場所にあるので、水が足りなくて困るということはなかったです。
栄養補給としては、パン・クッキー・フルーツ・砂糖なども頻繁に食べることができます。
お楽しみのワインは、全部で20ヶ所以上ワインを飲めるシャトーがあります。僕はそのほとんどで飲みました。
プラコップ1/5くらいの量で注いでくれます。グラスで飲めるシャトーもありました。
グリュオー・ラローズやラグランジュでは何杯も飲んでしまいましたが、走って汗が出るせいか意外と酔っ払いません。
そして、レースの終盤38kmあたりから、牡蠣・ステーキ・アイスが出てきます。
牡蠣が特においしかった!
メドックマラソンの楽しいところ
みんなお祭り気分で走っていてとにかく雰囲気が明るい!
走りながらお互いの仮装について話したり歌ったり写真をとったり、知らない人との交流が多いです。
沿道には少年少女から老夫婦までたくさんの人がいて応援してくれます。
ゼッケンで名前がわかるので、名前を何十回も呼ばれました。
各所でバンドが音楽を演奏していたのも良かったです。
ワインと音楽で気分が高揚しました。
あとはやはり一面ブドウ畑という景色の中を走るところが最高です。
憧れのシャトーを通り、畑のブドウをちょっと食べてしまったり、ワイン好きにとって退屈しないコースです。
Qちゃんこと高橋尚子さんも2014年に参加されているようで、メドックマラソンの楽しさは断トツと言っています。
『メドックマラソン』、あの大会がすごく楽しかったです。これまでのマラソン大会と比較しても、楽しさでいえばもう断トツ! 走りきるのがもったいなくて、本気で逆走したいと思いましたからね
参照:Number Do『完全保存版 死ぬまでに走りたい100の大会』
完走すると賞品がもらえる
完走するとゴールの先で記念メダルとオリジナルバックをもらえます。
制限時間の6時間半以内に完走するとさらにワインがもらえます。
当日の気温が高いと制限時間が伸びるようで、僕が参加した2018年も30分ほど制限時間が伸びていたようです。
走り終わった後は?
ビールが飲める場所があるようですが、僕は制限時間ぎりぎりでゴールしたので時間に余裕はなくバスにそのまま戻りました。
簡単な着替えを持ってきてトイレで着替えている人もいましたが、僕は仮装のまま帰りました。
ボルドーの中心部を仮装のまま歩くことになりましたが、メドックマラソンの帰りだと分かるのでさほど気になりません。
メドックマラソンはマラソン初心者でも走れるか
ガチなマラソン大会というよりお祭り要素が強いので、マラソン好きより圧倒的にワイン好きが多い印象で、マラソン初心者の人も多そうです。
ただ、ある程度練習しておかないと完走は難しいと思います。
僕が参加していた30人ほどのツアーの中で、途中でリタイアしている人が何名かいました。
僕はメドックマラソンの準備として、日本でハーフマラソン1回・フルマラソン1回参加しました。
週に2回程度のランニングを1年間続けていましたが、何とか走り切れたという感じです。
やっぱ42.195kmという距離はなかなかのものなので、事前に1回体感しておくことをおすすめします。
ついでに他のワイン産地を回りましょう!
メドックマラソン参加当日は疲れていたのでホテルに帰りすぐに眠りましたが、翌日からはブルゴーニュ・シャンパーニュとワイン産地を見学しました。
今回は出発から帰国まで13日間のスケジュールでフランスを楽しみました。