今日も楽しく借金返済!借金ブログ運営のろっくす(@rocknoir_)です。
借金して良かったな〜という思い出はたくさんあって、そのうちの一つ東南アジアへの一人旅について書きたいと思います。
社会人生活に疲れモヤモヤしていたときの旅。かなりリフレッシュできたので、会社で行き詰まっている人におすすめしたいです!
東南アジアへ行ったのは2014年8月。新卒で入った会社での勤務が4年目に入った頃。
旅の最大の目的はリフレッシュすることワクワクする気持ちを取り戻すことでした。
日々の仕事に疲れ始めていて楽しくない、先が見えない毎日。
そんな状態を変えたいと思って決行。
ただ、長期間の有給休暇を取得できるような会社ではありませんでした。
そうなると手段は一つしかなく、会社を辞めることにしました。
会社を辞めてバックパックで一人旅!ワクワクが止まらない。
しかしながら、そのとき既に500万円ほどの借金も抱えていたのでニートになる勇気はなし。
そのため、僕が取った方法は転職して退社時期と入社時期の間を空けることでした。
転職を5月には決めて、7月末に新卒で入った会社を辞めて、次の会社へは8月21日から出勤というスケジュール。
また、お金がなかったのでカードローンの枠を増やしてキャッシングで25万円確保。
転職してしまうとカードローンの審査も通りにくくなるので、辞める前に借りました。
いざ東南アジアへ一人旅!
事前準備はほとんどしませんでした。
バックパックに短パンとシャツを何着かと本を数冊入れていたくらい。
タイに行ってバリ島から帰ることだけを決めていたので、日本→バンコクとデンパサール→日本の航空券のみ確保。
航空券は両方合わせて10万円ちょっとでした。
なぜ東南アジアにしたかというと、それほど遠くなく安く過ごせそうだと思ったからです。
借金地獄に踏み入れ始めていたので贅沢できない状況でしたので。
バンコクはバックパッカーが多く雑然としたイメージがあったので、仕事を忘れるには良いんじゃないかと考えました。
バリ島ではリラックスが目的。ビーチでのんびりしたかったのです。
ハワイやグアムよりもボヘミアンな気分に浸れそうなのでバリにしました。
日本を出たのは8月3日。
本当は8月1日から行きたかったのですが、7月末に退職したのに仕事の引き継ぎが終わらず8月2日にチケットを取りました。
疲れが抜けぬままバンコクへゴー!
4年と4ヶ月続けた仕事からの解放。
【8月4日】タイ・バンコクでだらだら
現地に着いたら中心部に移動して適当に街を見物。
観光が目的ではないのでビール飲んでぼーっとしていた。移動はトゥクトゥク。
1杯100円くらいでビールは飲めるし、マッサージも60分1,000円くらいで受けられる。
上司の指示もなく、周りの目もなく、自分の判断で好き勝手に行動していい。無駄なことしまくっていい。
特に何もせずに過ごすことが最高。そういう時間を持てていなかったので。
当たり前すぎるはずの自由な感覚を久しぶりに取り戻した日。
夜は経験としてゴーゴーバーに行ったりしましたが、一人だったしそんなに楽しくはなかったな。
【8月5日】カンボジアへ移動
バンコクには1日しか滞在せずに、2日目の昼にダラダラ起きてカンボジアへ向かいます。
日本の友達からは1日じゃ何も見れないよと言われましたが、何も見なくて良かったのです。
自分の心が中心の旅。リフレッシュとワクワク感があれば良い。
どんどん移動したかった。
ファランポーン駅からカンボジアとの国境があるアランヤプラテート駅へ。電車で5~6時間ほどかかります。
サマセット・モームの短編集を読んだり社会人の4年間を振り返ったりして過ごしました。
ビジネス書ばかり読んでいたので、久しぶりのフィクションに感動。
本を読むってこんなに楽しいことだったっけ?みたいな発見。
特に旅の途中で読むと、そのときの情景と一緒に自分の中にインプットできて長い記憶になります。
アランヤプラテート駅からカンボジア国境までは歩くと1時間以上かかるので、トゥクトゥクで移動。
偶然にも駅で日本人のバックパッカーと遭遇。その後、彼とは翌日夜まで一緒に行動しました。
陸路で国境を超えたのは始めてで何だかとても感動。
国境からはヨーロッパ人カップルと乗り合わせタクシーでシェムリアップへ向かいました。
シェムリアップでは一泊500円くらいの安宿を確保。シャワーから出る水がサビ臭かった。
そして、しばらく食事を取ってなかったので安宿の近くで夜ごはん。
全然おいしくないおかゆみたいなものともつ焼きみたいなものを食べながら、バックパッカーの彼といろいろ話しました。
【8月6日】カンボジアでの一日
観光は特に考えていなかったけれどアンコールワットに行きました。
階段ひたすら登って仏陀!険しい道を乗り越え仏陀!
歴史的な背景とか何も考えずに見ていただけでしたが普通に楽しかったです。
ファイナルファンタジーでみたことあるような世界だなと。
1日移動をお願いした陽気なトゥクトゥク運転手の方も良い感じ。
僕たちが遺跡を見ている間はハンモックで寝ている。
仕事楽しそうだなと素直に思いました。
夜はまたシェムリアップでビール飲んだり、怪しめのマッサージ受けて過ごしました。
そしてプノンペンに向かいます。
【8月7日】トラブル続きのプノンペン
シェムリアップからプノンペンまでの距離は300km以上。深夜バスで移動することにしました。
あまり快適とはいえないバスで移動。一応眠ることができました。
7時間くらいで着くんじゃないかと思っていたが、朝目が覚めたらバスが停まっていてザワザワしている。
みんな降車し始めたので自分も降りると、どうやらバスが故障したようでこれ以上進めないとのこと。
よくわからない村で捨てられました。
とりあえずその村で朝食を取りどうするのか考えていたら、乗用車でプノンペンまで行ってくれる人がいるらしく5人乗りの車に7人で乗り移動。
もちろん無料ではなく、1,000円くらい取られました。
今思うとバスの故障は嘘で、全て仕組まれていたのではないか?
村で落として食事をとらせて、そこから村の住民に車で送らせる作戦かな。
ヨーロッパ系のカップルが喧嘩している雰囲気の良くない車内。
今度はその車がパンク。本当にパンクしていた。
こんな道を何十時間も歩き続けるのか〜?と絶望しかけたが、何となくパンクを直してゆっくり走行してプノンペンへ到着。
プノンペンではとりあえず疲れたからビールでも飲もうかと思って携帯を見ようとしたらない!
ポケットに入れていたはずのiPhoneがない!
乗っていた乗用車に忘れてしまったのでした。
そこらへんの人に携帯借りて電話してみたが、既に電源はOFFにされていた。
バリ島に渡る飛行機のチケットをiPhoneから取ろうと思っていたし、いろいろ不便なので落ち込みましたが、まぁネットカフェを使えば良いということで解決。
もうこのあたりになると数日前まで会社で働いていたことなんて忘れていて、完全に旅気分になっているのでした。
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