アプラスのカードやローンを利用していて、毎月の返済が厳しくなっている方もいると思います。
リボ払いや分割払いの残高がなかなか減らない場合、アプラスの借金は任意整理できるのでしょうか?
本記事では、アプラスの任意整理への対応や、任意整理するメリット・注意点を解説します。
目次
アプラスの概要
アプラスは、SBI新生銀行グループの信販会社です。クレジットカードの発行に加え、買い物や自動車購入時の分割払いなどを取り扱っています。
公式サイトでは、主な事業として以下を紹介しています。
- ショッピングクレジット事業:ショッピングクレジット、オートクレジット、オートリースなど
- カード事業:クレジットカード、提携カード、カードキャッシングなど
- ペイメント事業:収納代行サービス、家賃サービスなど
参考:会社概要|アプラス
カードのショッピング利用だけでなく、販売店で申し込んだローンの契約先がアプラスになっている場合もあります。
任意整理を検討する際は、利用明細や契約書を確認し、どの契約でいくら残っているかを整理しておきましょう。
引き落とし名だけで判断せず、契約先を確認することが大切です。
アプラスの任意整理への対応
アプラスへの返済が難しい場合、任意整理によって返済条件の見直しを交渉できます。
ここでは、アプラスの任意整理への対応について解説します。
将来利息の免除を交渉できる
アプラスの任意整理では、和解後に発生する将来利息の免除を交渉できます。
キャッシングでは利息、ショッピングのリボ払いや分割払いでは手数料が負担になります。任意整理では、こうした今後の負担を減らすことを目指します。
ただし、すべての契約で同じように免除されるとは限りません。契約内容や利用状況によって、交渉結果は変わります。
特に、購入時に支払総額が決まっているショッピングクレジットは、手数料の精算方法も確認が必要です。
利息や手数料をどこまで減らせるかは、弁護士や司法書士に契約内容を確認してもらいましょう。
返済回数は60回程度が目安となる
アプラスの任意整理では、60回程度の分割払いが交渉の目安となります。
例えば、和解後に返済する金額が60万円なら、60回払いで毎月1万円となります。実際には、和解で確定した金額をもとに返済額を決めます。
ただし、必ず60回払いにできるわけではありません。残高や返済実績、毎月支払える金額などによって条件は異なります。
事情によっては60回を超える分割払いを検討してもらえる場合もありますが、長期の返済が保証されているわけではありません。
経過利息や遅延損害金の扱いは交渉によって異なる
任意整理では、将来利息だけでなく、経過利息や遅延損害金の扱いも確認する必要があります。
- 経過利息:和解までの間に発生した利息
- 遅延損害金:支払期日に遅れたことで発生する損害金
アプラスとの交渉では、これらの減免を求めることも考えられます。ただし、将来利息が免除されても、和解までに発生した分は支払いを求められる場合があります。
そのため、現在の利用残高と、和解後に返済する総額が一致するとは限りません。
毎月の返済額だけでなく、利息や遅延損害金を含めて、総額でいくら支払うのかを確認しましょう。
アプラスの借金を任意整理するメリット
アプラスの任意整理では、利息などの負担を抑え、返済計画を立て直せる可能性があります。
ここでは、アプラスの借金を任意整理するメリットを解説します。
利息や手数料の負担を軽減できる
任意整理によって将来利息や手数料の減免が認められれば、そのまま返済を続ける場合よりも負担を軽減できます。
リボ払いでは、毎月支払っていても、利息や手数料に充てられる分が多いと残高が減りにくくなります。
和解後の利息などが免除されれば、支払ったお金を元金の返済に充てられるため、着実に完済へ近づけます。
依頼する事務所には、手続き費用も含めて、どの程度負担が変わるかを確認しましょう。
毎月の返済額を減らせる可能性がある
任意整理では、利息の負担軽減や返済回数の見直しにより、毎月の返済額を減らせる可能性があります。
例えば、毎月3万円の支払いが続けられなくても、毎月1万5,000円なら返済できる方もいるでしょう。
収入から家賃や食費などの生活費を差し引き、継続して支払える金額をもとに交渉を進めます。
完済までの見通しを立てやすくなる
任意整理で返済総額や回数が決まれば、いつまで返済を続ければよいのかが明確になります。
カードで追加の利用を繰り返していると、毎月返済していても残高が減らず、完済時期が見えなくなりがちです。
任意整理後は、新たな利用をせず、合意した計画に沿って残高を減らしていくことになります。
返済終了までの見通しが立つことで、生活費や将来の支出も考えやすくなるでしょう。
アプラスで任意整理する際の注意点
アプラスを任意整理すると、カードの利用や新たなローンの審査に影響します。自動車ローンなどを利用している場合は、購入した物への影響にも注意が必要です。
ここでは、アプラスを任意整理する前に知っておきたい注意点を解説します。
アプラスのカードが使えなくなる
アプラスのカードを任意整理の対象にすると、原則として、そのカードは使えなくなります。
ショッピングだけでなく、キャッシングも利用できなくなります。また、対象カードに付帯する家族カードやETCカードも、使えなくなることを想定しておきましょう。
公共料金や携帯電話料金などをカード払いにしている方は、口座振替などへの変更が必要です。支払方法を変更しないままにすると、料金が決済されず、別の支払いまで滞納するおそれがあります。
手続きを依頼する際に、カード払いを変更する時期も相談しておきましょう。
任意整理後に完済しても、同じカードを再び作れるとは限りません。
信用情報機関の情報とは別に、カード会社が過去の取引に関する記録を保有している場合があるためです(社内ブラック)。
信用情報に影響し、新たな借り入れが難しくなる
任意整理に伴う情報や延滞などが信用情報に登録されると、新たな借り入れやクレジットカードの審査に通りにくくなります。
これは、一般にブラックリストに載るといわれる状態です。
主に、以下のような契約が難しくなります。
- クレジットカードの新規発行
- 消費者金融などからの新たな借り入れ
- 住宅ローンや自動車ローン
- スマートフォン端末代金の分割払い
登録期間は、信用情報機関や情報の種類、契約時期などによって異なりますが、契約継続中および契約終了後5年以内というケースが多いです。
また、アプラスがSBI新生銀行グループだからといって、グループ各社のサービスが一律に利用できなくなるわけではありません。
借り入れの可否は、各社の審査などによって判断されます。
車や購入した商品を引き揚げられる可能性がある
アプラスの自動車ローンなどを任意整理すると、車や購入した商品を引き揚げられる可能性があります。
特に注意したいのが、完済まで所有権をアプラスや販売店などに残す、所有権留保がある契約です。
アプラスのカード会員規約にも、ショッピングで購入した商品の所有権を、完済までアプラスに留保する旨が定められています。
ただし、任意整理によって購入品が必ず引き揚げられるわけではありません。契約内容や商品の価値などによって対応は異なります。
車が仕事や生活に欠かせない場合は、手続き前に必ずその事情を伝えてください。契約書や車検証などをもとに、所有権や引き揚げのリスクを確認してもらいましょう。
複数の契約がある場合は整理対象を確認する
アプラスで複数の契約を利用している場合は、どこまで任意整理の対象になるかを確認する必要があります。
例えば、アプラスのカードと自動車ローンの両方を利用しているケースです。
任意整理は対象とする債権者を選べる手続きですが、同じ会社への支払いを契約ごとに自由に分けられるとは限りません。
カードの支払いだけを整理し、自動車ローンはそのまま払い続けたい場合でも、希望どおりに進められるかは個別の確認が必要です。
相談時には、整理したい契約だけでなく、アプラスで利用している契約をすべて伝えましょう。
保証人の有無も忘れずに確認してください。
アプラスの任意整理をした人の評判・口コミ
ここでは、アプラスの借金を任意整理した方の評判・口コミをまとめました。
アプラスを任意整理したら、美容医療のショッピングローンにも影響すると知りました。
37歳から5年前、420万円の借金の中に、アプラスの利用もありました。
家族カード・ETCカードの失効に加えて、そういうローンがある場合の注意点も、事前に確認しておきました。引用元:X(旧Twitter)
債務整理は複数の事務所に相談して決めましょう【おすすめ紹介】
アプラスは任意整理に協力的ではありますが、返済回数など和解条件は交渉次第で変わってきます。
よりよい条件で任意整理の和解をするためにも、債務整理に強い事務所を依頼先に選ぶことが重要です。
また、借金の相談は複数の事務所にしてみることをおすすめします。
借金という悩みを相談して解決していくわけですから、費用や実績といった外面的なところだけでなく、対応してくれるスタッフ・弁護士との相性が重要です。
相談しやすくて、手続きのことなどを理解し納得するまで話ができる事務所に依頼をしましょう。
僕は900万円という高額な借金の任意整理だったこともあり、絶対に失敗はしたくありませんでした。
20ほどの候補の中から事務所を選び相談を重ねて、最終的に自分にあった良い弁護士事務所に出会えたと思っています。
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