「闇金からの借金を滞納してしまい嫌がらせが始まった。いつまで続くのだろうか…。」と悩んでいませんか。
闇金業者は滞納者に対し嫌がらせを行い、無理やりにでも借金を回収しようとします。
闇金業者からの嫌がらせは、どれくらいの期間続くのでしょうか?
本記事では闇金から嫌がらせを受ける期間や、対処法を解説します。
この記事を読んでわかること
- 闇金からの嫌がらせが続く期間
- 闇金の嫌がらせ手口
- 闇金から嫌がらせを受けたときの対処法
目次
闇金業者が嫌がらせをする期間はどれぐらい?
闇金業者から嫌がらせ受ける期間は、一般的に「1ヶ月〜1年程度」と言われています。
特にはじめの1ヶ月は執拗な嫌がらせを受けるため、精神的な負担が非常に大きくなってしまうでしょう。
闇金業者はお金の取れる見込みのある人に取り立てを行うため、1ヶ月を過ぎると嫌がらせは徐々に沈静化していきます。
徐々に嫌がらせがマシになるとはいえ、決してなくなるわけではありません。
闇金からの嫌がらせを受けた場合は、すぐに対処して精神的な負担をなくすことが大事です。
闇金業者の嫌がらせ7つの手口
闇金業者の嫌がらせの手口はいくつかあり、どれも悪質なものばかり。
ここでは、闇金業者の嫌がらせの手口を7つ紹介します。
闇金業者の嫌がらせ7つの手口
- 自宅や職場に電話をかけてくる
- 自宅に張り紙を貼られる
- 勝手に出前を頼まれる
- 緊急車両を呼ばれる
- 家族や友人に電話をかけてくる
- 個人情報を売られる
- SNSで個人情報を晒される
闇金業者の嫌がらせ手口①自宅や職場に電話をかけてくる
闇金業者の嫌がらせとして最も多いのが、執拗な電話。
「1日に100回を超える回数の電話」が、早朝や深夜関係なくかかってきます。
利用者の携帯や自宅はもちろんのこと、酷い場合には職場にまで電話がかかってくるでしょう。
勤務先に連絡が入ったことで借金がバレてしまい、退職せざるを得ない状況になる可能性もあります。
闇金業者の嫌がらせ手口②自宅に張り紙を貼られる
利用者の自宅に張り紙をされる場合もあります。
張り紙の内容は、借金があることを周りに知らせるものや脅迫文のようなもの。
闇金業者は周囲の目が気になるように仕向け、利用者を精神的に追い込んでいきます。
闇金業者の嫌がらせ手口③勝手に出前を頼まれる
嫌がらせの事例として、勝手に出前や商品を頼まれることも挙げられます。
頼んでもいない出前や商品が大量に届けられ、利用者はもちろんのこと周囲のお店にも迷惑がかかってしまうでしょう。
「自分の借金のせいで周囲に迷惑がかかってしまった」と罪悪感に駆られ、精神的に追い詰められます。
闇金業者の嫌がらせ手口④緊急車両を呼ばれる
緊急車両を自宅に呼ばれてしまうこともあります。
消防車や救急車を勝手に呼ばれると、利用者が間違いであることを説明しなければなりません。
緊急車両を何度も呼ばれると、近所にも不審がられてしまうでしょう。
闇金業者の嫌がらせ手口⑤家族や友人に電話をかけてくる
闇金業者は友人や家族の電話番号を調べて電話をかけ、利用者が借金をしていることをバラしたり、代わりに借金を払えと脅したりしてきたりすることも…。
家族や友人に迷惑がかかると利用者の信頼関係にも関わるため、そうなってしまう前に対処することが必要です。
放置していると、家族や友人までもが精神的に追い込まれる可能性もあるでしょう。
闇金業者の嫌がらせ手口⑥個人情報を売られる
ほかの闇金グループに、利用者の個人情報を売られてしまう可能性もあります。
個人情報を買った闇金業者は「お金を貸せますよ」といった内容のDMを送り、さらなる借金を背負わせるのです。
利用者自身も「借金を返せるのなら」とお金を借りて、負のループに陥ってしまいます。
闇金業者の嫌がらせ手口⑦SNSで個人情報を晒される
最近では、闇金業者が匿名のアカウントを使用し、SNSに滞納者の個人情報を晒すという嫌がらせも増えています。
ネット上に個人情報を晒されてしまうと、闇金業者とは関係のない第3者からも嫌がらせを受けるかもしれません。
また、個人情報が広がって知人の目に留まることもあるでしょう。
その結果、人からの評判が悪くなったり、関係を絶たれたりすることにもつながります。
闇金から嫌がらせを受けた際の対処法
闇金から嫌がらせを受けた際には、すぐに対処しなければいけません。
早急に対処すると、嫌がらせをすぐに止められます。
ここでは、闇金業者から嫌がらせを受けた際の対処法を解説しましょう。
闇金業者から嫌がらせを受けた際の対処法
- 警察に対応してもらう
- 弁護士・司法書士に相談する
嫌がらせへの対処法①警察に対応してもらう
警察に対応してもらうことで、嫌がらせを止めてもらえる可能性があります。
しかし注意しなければいけないのは、警察は基本的に民事不介入である点。
相談したとしても、闇金業者に口頭で注意する程度の介入しかしてくれません。
「暴力を受けた」「脅迫された」という証拠があれば動いてくれる可能性もあるので、録音や録画をしておくと良いでしょう。
警察に相談する場合は、慎重に判断してください。
嫌がらせへの対処法②弁護士・司法書士に相談する
闇金トラブルを解決したい場合は、弁護士・司法書士に相談するのがおすすめです。
法律の専門家が闇金業者と交渉を行い、トラブルを早期解決してくれます。
費用はかかりますが、借金を返すより断然安く済むので困ったときにはすぐに相談しましょう。
弁護士・司法書士に相談することで、嫌がらせもなくなり精神的に追い詰められることもなくなります。
闇金問題を弁護士・司法書士に相談する際のポイント
闇金問題の相談を弁護士・司法書士にするときには、いくつか抑えておくべきポイントがあります。
ポイントを抑えておくと、スムーズに問題解決できる可能性が高くなるでしょう。
闇金問題を弁護士・司法書士に相談する際のポイント
- 闇金に強い事務所か
- すぐに対応してもらえるか
闇金に強い事務所か
闇金問題を相談する弁護士・司法書士を選ぶ際に、最も注意するポイントが闇金問題に強い事務所かどうかという点です。
すべての事務所が闇金対応を行っているわけではないので、必ず確認しておきましょう。
闇金対応の実績が多い事務所だと、闇金業者側にも名前が知られているためすぐに催促を諦める可能性が高くなります。
闇金対応は、事務所の交渉力が重要です。
闇金対応に慣れている事務所の方が、状況に合わせた対応ができるので依頼者も安心して任せられるでしょう。
すぐに対応してもらえるか
相談後、すぐに対応してもらえるかどうかも重要なポイントです。
対応できるまでに時間がかかってしまうと、待っている間は闇金業者からの嫌がらせが続くことになります。
すぐに対応できる事務所だと、最短即日で嫌がらせや取り立てを止めてもらえるでしょう。
【まとめ】すぐに対処して闇金からの嫌がらせを止めよう
本記事では、闇金から受ける嫌がらせの期間や対処法を解説しました。
闇金から嫌がらせを受けた際には、すぐ弁護士・司法書士に相談するのがおすすめです。
闇金からの借金は、原則返す必要がありません。
「借金しているから」と弱気にならず、嫌がらせにはすぐに対処することが大切です。
精神的に追い詰められると冷静な判断ができず、さらなる借金を背負ってしまうこともあります。
弁護士・司法書士に相談し、闇金からの嫌がらせを止めてもらいましょう。
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